今回は、自分に対する辛口(反省)ブログです。
私は、理屈ぽい人がすごく苦手です。
そして、結論が見えず、ずっと過程を話して一体何が言いたいのだろう?という人も更に苦手です。
この二つを兼ね備えた部下(仮にAさん)から辞めたいと言われた時の話です。
採用した時も、「女性の上司は合わないのでは」と友人に言われたと言ってました。
人材ビジネスでは、女性の上司は多いのでこの仕事をしていくにあたり、男性とか女性とかあまり関係ないと思っていますが、この部下は私のさばさばした性格が女性上司とは思えないから大丈夫だな・・と思って採用後入社を決めたそうです。
それが。。。
4ヵ月目に入ったころ、Aさんから「話があります」と暗く言ってきました。
あ~きたな・・『辞めたいのだろうな』と思っていました。
なかなかAさんが話さないので『仕事で何かつまづいているの?』と、私のほうから切り出しました。
すると、「私が他社からお誘いがあって会社を辞めると聞いたのですが、裏切りではないですか?」との話から始まりました(これは事実でしたが…一体、どこから漏れたのか??)。
Aさんは、同僚に聞きましたと、同じチームの部下(仮にBさん=Aさんの同僚)の名前をあげていました。
かなり以前、その部下(Bさん)には、そういう話があったけどお断りしたんだ・・という話をしたことがあり、そのことを言っている様子でした。
しかし、
その後最近になって、別の会社からもお誘いがあったので、その事をどこから知ったのか?
(→この事は漏れていなくて良かった・・と思いましたが、この部下は、いったい何が言いたいのか?
Aさんの結論(言いたいと思われる事)は…
数字を追う雰囲気が嫌とか、
私がいつか誘われた会社に皆を裏切っていくのでは?
とか・・まだたくさんあったようなのですが。。。
心の中で何しに会社に来ているの?と思った瞬間にまだ話している部下を制止させ「結論は何?辞めたいの?私に改善してほしいの?」と言いました。
このままグチを(私には愚痴だと思っていました)聞かされるのか?
結論ないまま何時間話すつもり?と思っていましたが。。。
。。。
沈黙のあと・・「辞めたいです」と…Aさん。
あの時、もう少し違う言い方ができなかったかな?と
理屈ぽい人が苦手、結論から話せない人も苦手・・なのは私の特性ですが、この部下には関係のないことです。
1ヵ月後、Aさんは退職していきました。
猛省したのは、何年もたってからです。