前回に続き派遣スタッフさんの面接の際にあった出来事です。
派遣スタッフさんの面接は職歴の確認、
希望条件他、パソコンのスキルチェック(アプリケーションなど)があります。
パソコンのスキルチェックの後に、
点数をお知りになりたい方には、
スコアデータをお渡ししています。
この時、面接をさせていただいた方は、アプリケーションすべて100点。
パソコンは得意のようでした。
面接のはじまりです・・
ご挨拶もソコソコに「私の点数を教えて下さい」と。
ご本人曰く、他社ではお仕事ご紹介してもらえないのです「あなたのスキルが高いから。」と・・
言われるそうです。
「スキルが高いとどうして紹介してもらえないのですか?おかしいです。
私が仕事が出来る事がわかっていながらご紹介いただけないのは、損失ですよ。」と
パソコンのアプリケーションのスキルが高いからと仕事が出来るとは限りません。
自分がどれだけ仕事が出来るかを語っていました。
私もずっと話を伺っていましたが(いつもどこか合う会社はないかな?と考えながら話します。今、ある案件でなくても過去の案件でも営業に提案できるのでは?とか)、
しかし、これだけ話して、最後は社会に対する不満までいきつき
(これがあるから、どこの人材サービスもお仕事のご紹介がないのでは?)と
私の提案は、
「派遣ではなく正社員を探してみませんか?」
「自分が出来る事をひけらかすのはやめましょう、社会に対する不満は面接官にはぶつけないように」と。
私は、当たり障りのない事を言って帰したくないのです。
良い結果を生む時もありますが、怒りだす方もいらっしゃいます。
その方は
怒るではなく、更に正社員で受けても不採用・・スキルが高いと何社もお断りされたと。
また・・同じ事をおっしゃっていました。
(正社員の不採用の理由をスキルが高いからと、言うでしょうか?)
人材サービスはボランティア活動ではありません。
こんなに自信家で、人の話も聞かない、面接どころでは無い方に
お仕事のご紹介はしたくないでしょう。
それで、人材サービスの担当者の方々は「スキルが高いので・・」と。
ほめ殺しで逃げている事がわからないまま1年以上も過ごしているのではないのでしょうか?
厄介そうな方だな。クレームにならないかな?この調子でずっと自慢されたら推薦できる企業なんてないのでは?と…
思いながら、お世辞を言い、気持ちよくお帰りいただく事もあります。